夏季休暇に帰省するというのは実に2019年以来なのでおよそ3年ぶりとなる。
酒田~遊佐
一発目は酒田市から秋田の方面へ少し行ったところにある遊佐、そこのケンちゃんラーメンで頂く。
たしかこの店は酒田市に本店を構えていて、ここや山形市など他のところにあるのは暖簾分けの店舗になっている。結構歴史ある系列なので、そろそろ本店もだが他暖簾分け店でも2代目3代目が出てきていてもおかしくはないだろうと思う。
提供しているのは他店舗は知らないが基本は恐らく「中華そば」のみ、小盛、普通、大森の3種類と、油の有無、濃い口か薄口か多分普通かで選ぶことが出来る。この濃い口薄口だが、何も言わないで頼むと間の濃さが出るのかどうかは不明である。ただ、以前友人と行ったときに普通の濃さがないのかと思い薄口を頼んだところ失敗した覚えがあるので、基本は何も言わないでおくのが正解なのではないかと思っている。
また、チャーシューやネギ、メンマなどをプラスでトッピングすることが出来る、と思う。というのもこの遊佐店以外のケンちゃんラーメン行ったことがないのだ。
だいたい死ぬほどなみなみで入ってる麺とスープ。とくにスープの量といえばテーブルに置かれた時の衝撃で普通にあふれるくらいだ。なのでテーブルはだいたい油を感じられる状態が多い。
麺は自家製麺だった気がするけど、太い平打ち縮れ麺なのも特徴。というか東北はほとんど縮れ麺しか食べないと思う。
また、麺も小盛だろうが普通に多い。グラム数で提供しているわけではないのでどのくらいなのか分からないが、調べたら小盛で250gとの記述が確認できた。ざっくり普通にラーメン屋の量よりもワンサイズ分ずつ大きい印象でいいと思う。
味は魚介の効いたバランスの良い感じの醤油ラーメン。
暖簾分けが多い店舗なのも頷ける美味しさで、この写真のやつは調子にのって大盛なのだが、結構な量でもペロリと完食できてしまうほど。それでも腹に溜まりまくるから食後しばらくは苦しい苦しいと言っていたが。
場所はここ。
車がないといけない場所にあると思いきや、実は遊佐駅から少し歩けばたどり着くことが出来る立地。ただ、電車というか列車の時刻的には1時間2時間に1本程度だったと記憶しているので、遠方から来た場合はやはりレンタカーなどを借りるなどして移動した方が絶対に良いと思う。
一応遊佐町ということで市ではないのだが、酒田市の中にある遊佐町ではなく、山形県の遊佐町であることだけ覚えておくと喧嘩にならないと思う。地図で見るとこの遊佐町、町にしてはデカすぎる。
今地図見たら神社めっちゃ多い。
土曜日の夜は確か自宅でのんびりありあわせを食べたり飲んだりして終わった。
日曜日の昼は自宅で調理したものを食べたりして夜は食道園の焼肉で豪華にいった。奥に見えますのが私のハンサムな父の左腕だ。
幼い頃から何かいいことがあればここで食事をしていたので、肉の標準がここになってしまっている。ここの肉はカルビ確か900円くらいなので他のメニューもだいたいそのくらいの価格帯となっている。
高いかどうかは分からないけど、一般的なチェーン店ではない焼き肉屋なら普通なのではないだろうかと思っている。冷麺やビビンバ、ユッケジャンクッパなどご飯ものも充実していて大変美味しい。
ここは地元民も滅茶苦茶訪れる店なので、もし行くのであれば当日ふらっと行っても絶対に空いてないから前日くらいに予約するのが良いだろう。空いてたらラッキーくらいだと思う。
中町というところにある。ほとんどシャッター街だけど。
駐車場は若干分かりづらいが店の裏側の通り沿いにある。裏からも店に入れる。
仙台へ
友人らが仙台行きたいなどと言うので仙台に行く計画を前々から建てていた。この日は自分の久しぶりの運転で行きは下道を通り仙台へ向かった。
確か9時頃に出て到着が12時手前頃、およそ2時間半から3時間かかった感じである。
まずはこの日宿泊するダイワロイホテルへ車を置き、荷物などもフロントに預けて昼飯を食いに10分以上歩いてここに来た。
ここの店はなんでも仙台牛タン発祥の店らしい。文字通り元祖というわけだ。一応公式ページにこの店の歴史が載っているので興味ある方は是非に。
創業昭和二十三年というと戦後間もない1948年か。店内もところどころに歴史を感じさせるものが置いてある。
2500円。少し値は張るが滅茶苦茶美味しい。
肉はやはり牛の舌なので多少張りがあって噛みちぎりにくいが、それでも柔らかさがある。歯ごたえがあると言ったらいいのだろうか。それにテールスープは優しい味付けで、牛タンを食べた後なんかに口に入れれば口の中がリセットされる感じはある。美味しい。
場所は一応一番町にあるとのことだが、東北最大と言われてるらしい歓楽街である国分町2丁目との境目くらいなのと、がっつり夜の店なども多数あるので夜に行くと少し怖いかもしれない。仙台の歓楽街といってもその雰囲気は古い建物に古い感じのフォントで店名が描かれたネオン看板などか。でもまぁ結局どこの歓楽街もこんな感じなのだろう。
東京と比べて客引きの押しが強い気がする。今はどうか分からん。
宿泊するダイワロイネットホテル仙台
仙台市内に3つくらいあるらしい。一番町と西口とあとここ、東口。
今回はこの東口にあるダイワロイネットホテル仙台に泊まった。
場所はというと仙台駅東口から少し歩いたところで、ほとんど駅前に位置する。ヨドバシカメラ仙台店のすぐ横だ。
12階だった。景色はまぁこんなもん。景色見るために選んでるわけではないので別にいいのだが、朝起きて陽の光浴びるぞーつって目の前これだと正直唸ってしまう。新しい気づきだった。
インターネットは無料だったり基本的なところは普通にちゃんとしてる印象。とくに悪いところもない。良いところと言えばまぁ駅から近く、綺麗であることくらいである。
おめでとう仙台育英
この日、偶然にも仙台育英が勝利を果たした日であったので、ホテルで少し休んだ後、17時頃に外出たら仙台駅前はこのような有様になっていた。ニュースで取り上げられた場所にいることが出来るとは中々経験出来ないことだが、面白かった。この状態なので流石に号外を受け取りに並ぶようなことはしなかった。今思えば少し勿体なかったかと思ってしまった。
酒を飲むには少し早いのでアーケード街を少し歩く。
途中、ビームスや古着屋、ESP系列の楽器屋であるBIG BOSSなどで時間を潰したりした。この時、一応楽器は試奏したのでそれについては覚えていたら後日更新しようと思う。とりわけ凄い!とかなんかそういうのではなかったから書くことは非常に少ない。
仙台の古着屋、結構楽しかった。
さて、仙台で酒を飲むといえば先ほど名前が挙がった歓楽街にでも行くのかと思われそうだが、我々はそういうところには絶対に行かない。何故なら怖いからだ。我々が行くところと言うと、とりあえずホテルから近く、歓楽街らしいところから離れた場所というのがお決まりみたいなところがある。そこでLucy&Glutton.NYCというニューヨークスタイルのダイニングバー・バルなどに毎度行くのが恒例となっているのだが、この日月曜日はどうも定休日らしく、ではどうしたものかと思った我々は、そういえばメロンブックス仙台店に行く途中に良さそうな店があったことを思い出し、そこに行ってみることにした。
Lucy&Glutton.NYCはここ。ここも雰囲気良く、飯や酒も美味しいからオススメ。
場所はLucy&Glutton.NYCからそのまま青葉通りの方面へ直進していくだけ。
メロンブックスやアニメイト、らしんばんなどはさらにもう1本先通りを超えたところにある魚市場近辺。オタクくんが飲みたいといった時はオタクショップいった後に逆に青葉通り方面へ歩いていけばLucy&Glutton.NYCや今回行った店に行くことが出来る。この通りはどうも良い飲み屋が多いようだ。
今回選んだのはヴァンドームという店で、ここはイタリアンな感じらしい。よく分からんけど。流石に平日月曜日の夜なので空いていたが、土日などは賑わうのではないだろうか。
お通しより先に出されたのがこのキャンドルライトである。ゆらゆら揺れ動く火は見ていて非常に癒されるし眠くなる、危険な店だ。
俺としたことがまたやってしまったのだが、これらを食べた後ピザなどを頼んで食ったのに写真に収めていない!なのでまだ酔いが回っていない時に撮影した串焼きだけでご了承ください。
まず1発目にビール中ジョッキからワイン、ウイスキーと進んでいった。店の雰囲気も大変よく、飯も美味いということもあって酒はどんどんと進み、案の定そこにいた時分含め3人は非常に陽気な心地になっていた。
ここで21時頃まで馬鹿3人は飲み食いをし、会計を済ませ夜の仙台を歩き、我々の今夜の城であるダイワロイネットホテル仙台へ戻っていった。
夜の仙台駅前はこんな感じ。平日のこの時間ともなれば人も随分少ない。しかし仙台市に遊びにきたり通勤したりしている人はどこから来て、どこへ帰るのだろうか。バスと電車が凄い混むと聞いたが、電車は分からないが確かにバスの行き来は多く見られた。まぁそれで言うと新潟市なんかもどこから来てどこへ行くのか気になる地方政令都市は多いが。
仙台翌朝
見事な快晴だった。
この日は昼過ぎにはもう酒田へ戻る予定だったので、ホテルをチェックアウトし、もう少し堪能して昼飯を食って帰った。
とりあえずまたアニメショップへ行った。
パルコ2から入っていったが、ラブライブが出迎えてくれた。そういえば6話くらいからまだ見ていないので見なくてはいけない。
仙台、東北ずん子と言いこの大森杏子と言い萌えキャラが多い。WUGもいたし。
朝市のこの雰囲気はいいねぇ。気仙沼とかから毎朝来ているのだろうか。
出場おめでとうから優勝おめでとうに差し替えられようとしていた。めでたい。
昼は元々そふらんという喫茶店でカレーを食べながらコーヒーと洒落こもうぜなどと言っていたのだが、残念なことにこの店は2021年8月頃、諸事情により閉店となっていた。我々はとぼとぼと勾当台公園近辺から探し、少し歩いたところにあったこの店で食べることにした。完全に行き当たりばったりである。
仙台らしさは皆無だが、まぁ美味しかった。確かデミグラスソースらしいのだが、みたらし団子にかかってるみたらしみたいな甘さがあって不思議な気持ちになった。確かランチ900円ほど。
場所はここ。多分ビジネスビルの地下だと思う。
相変わらずここらへんは緑が多くて良い。
そんなわけで仙台旅行も終わり、酒田へ帰るのであった。
1年に1回行くか行かないかだが、行くたび住む場所としてはどうかなぁなどと考えを改めたりさせられる。東京に長くい過ぎたせいかしらね。でもまぁ緑多くていいところだよ、飯も美味いし。でもそういうのは旅行してならではみたいなところもあるだろうから、バランスは難しいよね。
酒田
仙台から戻ってすぐにいつものラーメン屋である東軒へ行く。
このブログでも散々出てきている店なので味などについてはもうとくに言う事はないが、この優しい味が安心感や幸福感みたいなのをもたらしてくれる。
その翌日は担々麺の店、福の家へ。
ここも既にいつもの店となりつつある。相変わらず美味しい担々麺が楽しめる。写真は黒担々麺。この他にも普通の担々麺や味噌担々麺とか冷やし担々麺などなど色々あったと思う。
そのまた翌日はいつもの土田牧場へ行って自然を満喫。
ソフトクリームを食べて帰った。
坂本真綾の少年アリスなど思い出す景色だなとは昔から言っている。
3枚目は日本海と見えづらいが飛島が見える。雄大だ。
ここらへん死ぬほど風車が増えている。景観やその効果などは分からないが、う~ん。
おくりびとの聖地はなんかレストランのようなものに変わり、前あった扉のようなものは御覧の通り現存はするものの姿かたちは大きく変えられていた。
この時は入らなかったが美味しいのだろうか。
夜は寿司を食べた。回転寿司だが少し高いので美味しい。
カレーのアルバという店。ここは金沢で修行した後に酒田へ戻って店を開いたとか何とか聞いている。
ここ10年以上ずっと焼きカレーしか食べてこなかったので久しぶりに普通のカレーを頂いたが、やはり何食べても美味しかった。
以前もここには友人らと来たが、雰囲気と居心地が大変良いし飯も美味い。こうして父や友人らと色々回ると改めて地元は美味い店が多いのだなと思う。
酒田に戻ってからはまたいつもの通りの食生活をおくっていた。年々自宅でゴロゴロする時間が増えたのは、恐らく友人らが軒並みカレンダー通りの仕事ではないからだと思う。寂しいもんだ。
さて、最後はとくに書く事もいつも通りみたいな感じになるので駆け足になったが、あとで付け加えることがあれば付け加えるような形でも取ろうと思う。
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