riquの日記

ベースとたまに旅行関連の話についてまとめております。

楽器を買ったよ

ヘッドと某楽器店のカードだ


11月19日土曜日、実はこの日は滅茶苦茶楽器買うつもりで外に出た。

人間大きな買い物をする時というのは何も仕事のストレスを高額商品の購入といった自傷行為で満たすだけに限らない。不安定な社会情勢の波は人々の趣味1つ1つに多大な影響を及ぼしている。異常とも思える円安や緊張度が高すぎる社会情勢、勿論他にも製造国の製造コストとか輸出入コストとか、そもそも原価がどうとかパーツがどうとか、それらの材料費がどうとか、あと突然ある国で需要が滅茶苦茶に高まった結果がこれだとか、とにかく色んな要因が絡み合い、積み重なっていってデジマートのあの惨状を出しているのだ。何故か知らないけどデジマートにこれ!っていう中古楽器が中々入らないし、新品楽器も軒並み大変な値段になっている。数年前と比べるとどうだ、MayonesとかKensumithとか凄いだろう。
とにかく売買にしてもみんな入れ食い状態というか、もう出たらすぐ買うしそもそも掲載される前に買われるしでそういう世の中になっちゃった。あとよく知らないけど楽器そのものが投資目的として運用されたりとかもたまに見かけるよね。Kensmithを滅茶苦茶安い時に買った人はいいですね。

今後どうなるかもわからないし、ただ分かっているのはどこもかしこも既に、或いは次回入荷時から上がりますよと発表していることだろうか。つまりはより一層楽器が買いづらくなるというわけ。


なので買った。まぁストレスもあったのは確かだけど、一番の理由はそこにある。本当だよ。
でも元々このメーカーの楽器を買うとは思ってもみなかったことだった。


親の実家より見た光景という人もいるのではないか

横浜駅に着弾したのが確か10時50分頃。
ガンダム周辺は歩いたことはあっても横浜駅で降りて改札から出て街に繰り出すということは初めてだった。ちなみに横浜の人間は周りが見えないから滅茶苦茶ぶつかってくるし荷物をぶつけてくるので注意しろ。なんなんだこいつら。

複数ある東口の中から「みなみ東口」を選択。ここから外に出て店舗を目指す。
店舗まではだいたい10分、15分程度。


まさに移転準備の途中だったようで、2店舗営業みたいな感じになっていた(11月19日の時の話)。
パッと見は普通のアパートみたいな感じなので入りづらいと思うが、運よく店員さんの一人が運搬作業をしていたので無事するっと入ることが出来た。多分エンカウントしてなかったら一生ドアの前で立ち往生をしていたに違いない。


入ると動画で見た部屋だった。ストラップが足の踏み場がないくらい積み重なっていたが、あれだけの量本当に売りさばけるのだろうかなどと思いながら店舗内を眺める。どうも事前に予習していた楽器がないのである。聞くと多くの見どころ楽器は既に移転済みということだったので無理言って開店前の新店舗の方に入れてもらい、そこで13時くらいまで試奏していた。仮にだけどこんなに付き合ってもらった挙句買ってなかったら最悪だっただろうな。本当にありがとうございました。



候補1 Swan Custom
南米の楽器。やけにケツが小ぶりなので肘が若干置きづらいというか、肘の位置に困る見た目をしたモデル。このメーカーはInstagramで知っていましたとも。ヘッドレスの印象があったんだけど、ヘッドレスはいつか入荷してくれるのかいGIBさんや。

スイッチ3つにツマミが5個(6個)。コントロール周りの配置といいFoderaリスペクトを感じられる。
スイッチやコントロールが沢山あって初見では説明されてもどれが何のコントロールなのか分からないので、ツマミやスイッチが沢山ついてる機器はダメだという人には大変厳しい楽器であるが、慣れればその音の汎用性の高さはとても心強い味方になるんじゃないかな。

3つあるうちのどれか1つのスイッチの効きがとにかく面白いくらい良くて、マッシブな音から柔らかい感じの音まで作り込める。1本で何でも出来ますよみたいな楽器。

裏蓋がお馴染みマグネット式で開けやすいのだが、開け閉めする時にフタがボディに当たったりするとシャリッという音が出る。なんか金属で金属をこすったみたいな嫌な感じの音。多分これはこの楽器の塗装が理由だと思われる。ボディが全体的に爪で表面を軽くひっかいてみると嫌な音がするタイプのトップ(勿論やってないが)。


多分4キロちょいくらい。




候補2 MiuraはなかったからXotic
みんなこれ使ってるよね。5弦も6弦も。
触ったのは5弦だったがジャズベースらしい音が出る。普通の使える感じの音。これは恐らく6弦もジャズベースらしい音が出る6弦になるんだろうと容易に想像出来る。

トップにレリックが施されているのだが、とてもカッコよかった。
本当にXoticはレリックが巧い。

これも4キロちょいくらい。
実際のところどっちが軽いのか重いのか知らないけど、持った感じSwanより重い印象。恐らくこれは全体的なバランスもあると思うけど。




候補3 Alusonic ジャンゴ
ちょっとベース弾いてる人なら見た目だけで何をコンセプトにしているモデルなのかが分かるだろうが、一見MUSICMAN Stingrayと思われそうだが、見た感じはどちらかと言えばStingrayの後に登場したMUSICMAN Sabre Bassだと思う。スイッチついてるのはStingray5もそうか。

コントロール周りやピックガードの形も比較するとSabre Bassと酷似しているけど、このジャンゴというモデルはPU配列がHHではなくJHだったりPHになっている。ここらへんはなんかMUSICMANのベースの良い所を1つにまとめてみました感なのかな。

5弦なのに何故か4弦みたいな抜け感良い音が出る。明るめな音色。
4wayだか5wayだかのスイッチ搭載で、ここだけで音がだいぶ変えれるからSwan同様これも1本で何にでも対応出来る楽器といった感じだろうか。でもやはりコンセプトがコンセプトなだけあって尖っている部分はあるだろう。


パッシブとアクティブで音がまぁまぁ変わるタイプだった。
軽量で身体に負担の少ない優しいベース。多分3キロ台。



候補4 これに決定Alusonic J-Special
実はGIBに潜入して1発目に触らせてもらったのがこの楽器だった。
黒いのとオレンジ色のやつがあったんだけど、オレンジ色とメイプル指板が好きという理由からオレンジ色の方を選んで弾いてみるとこれが本当に滅茶苦茶良かった。これはもうAlusonicのベースの最大の特徴とも呼べるのだろうか、5弦ベースだけど4弦ベースに近い音が出る(気がする)ところ、スパコーンと綺麗に抜ける音が衝撃的だった。

あとパッシブアクティブ切り替え時に音に大きな変化が生じない点、シンプルかつ分かりやすく使いやすいコントロール、何より軽さと気に入る点ばかりだった。

ネックの感じは普通の握り心地。
スポーティな見た目はどこかイタリアを感じさせられる(何が?)。


とっても軽量で身体にやさしいぞ。3.8キロくらい。




買っちゃった♡

仕事に虐待されている最中、家に着弾した。
すぐ弾いちゃおう~なんて思ったんだけど、この日に限って朝から晩までとにかく忙しく、結局弾けるのが20時過ぎてからだった。こういう日に限ってどうして俺様にとって都合の悪い事象が起きるのだ?ボケが・・・大人を舐めるなよ・・・


Alusonic

開けると煌びやかな楽器が出てきた。この時ベースが発する煌めきで目が焼けたと思う。このベース、名をAlusonic J-Special 5 DXと言う。


AlusonicのベースにはどうもCustom ShopとDXの2種類あるようだ。
このCustom ShopとDXとでは何が違うのだろうか。ピックアップ?


ケースから出した瞬間軽っ!と声に出てしまった。
Jabbaが5.4キロなので比べるまでもないが、軽すぎて逆に腰イカれるかと思った。


昼頃に取り出すだけ取り出してスタンドにかけておいた。陽の光でキラキラ光って綺麗だった。ステージ映えしそう。本物のぼっちざぼっちなのでバンドも創作活動もしていないからステージにて映えさせることなど皆無なのだが。ガハハハ




ケースは何気に純正ケース

置き場所に困る。
今回店頭購入なのに何故配送にしてもらったかというと、ソフトケースかと思いきやハードケースを持ってこられたからになる。いくらベース本体が軽いと言っても横浜から西東京近辺まで流石に持って帰れないわよ。



有名なカードと細々としたアイテム

有名なカードだ。これが家にあるだけでオタク感が違う気がする。
前GIBの動画で見た気がするのだが、お目当ての買い物以外にもこの店で買った意味とか喜びみたいなのをぶつけてやりたいぜ~みたいな、そういう優しく面白い理由から作られたとかなんとか。半分以上誤ってる気がするけど、気になる人は過去動画見漁ってみてくれよな!!



並べた

印象が全然違うね。
いいじゃん。



ちなみにこいつら使われている材はほとんど同じです。
詳しい話は後日覚えてたらにしよう。早く弾きたい。


□追記(2022/12/16)
1ヵ月くらいこれしか触ってないくらい気持ちのいい音がする。
買う時少し不安に思ってたのが、店頭で弾くのと自宅で弾くのとで音の印象変わるんじゃないかということ。全然印象そのままだった。

軽量なので身体にやさしい。
スラップの音も抜け感あって気持ちいい。なんか自分がベースうまいのではという気がしてきた。そのくらい弾いてて楽しいと思わせる楽器。


コンプレッサーいる?いらない気がしてきた。でも多分だけどCali76とかいう高級コンプを師匠から買いたいと思っている。コンプレッサーって何?などと未だにほざいているこの男、果たしてそんな高級コンプを買ったところでこのコンプを使いこなせるのだろうか。




おまけ strobe stomp hd

おばか

馬鹿だからイケシブでプロ御用達チューナー買った。これしかなかったからだ。



視認性良し

視認性は大変良い。
画面の大きさはだいたいニンテンドースイッチライトの画面より少し狭いくらい。充分だ。

地味にパネルカラーが変えられる。最近の車みたいだ。


それが売りなんだけどチューニング精度良すぎてチューニングが一生終わらない。




以上だ。
当分は楽器本体買えないし買う必要もないけど多分ぼっちざろっく見たせいもあって機材欲高まってしまったからエフェクターくらいは買うぜ。覚悟しろ。