riquの日記

ベースとたまに旅行関連の話についてまとめております。

春の試奏メモ

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もうすっかり春ですね。

昼の用事前に渋谷に立ち寄り、自分の中で今渦巻いてる何かを知るべくベーコレへ向かうのであった。


Dingwall LSS5

ドゥカティホワイトというカッコいい白色。デジマートに掲載されている写真を見るとなんか綺麗で煌びやかな白色だなという印象だったけど実物を生で見るとパールホワイトみたいな色でした。パール塗装で白色とかってなんか難易度高いらしいですよ。塗装技術高いんだなと改めて感じました。個人的にDingwallは木目トップよりも面白塗装の方がらしさあって好きです。そういう点では将来オーダーかけた時変にアップチャージかからなくて良さそうだなって思っちゃいます。


LSS5はZ2と似た感じというか、モデルのベースがZ2なんですかね。ピックアップはブリッジ側に2つ。弾いた感じ別にピックアップ2つのこの仕様でもいいなっていう感じ。ピックアップが3つあるからといって劇的な変化はないと思うから、本当にトーンとかそういう僅かな音の違いに個々の好みがどう出るかとかその程度だと思います。ピックアップわざわざ1つ増設するほどのことでもないと思うよこれに関しては。ただやっぱりフィンガーピッキングをする時、指が入り込みすぎないか心配って人はZ3買うかZ2やLSSにフィンガーランプ増設するのが良いと思う。指のポジションにもよるけど。自分は弾いててどこにポジション置こうかなって少し考えたけどすぐ慣れました。


フレットとかはまぁ〜相変わらず処理が綺麗で弾いててネック周りで気になる点などは特になし。


やはり汎用性の高さと各弦の音の美しさはこれじゃないとねっていう印象。
Low-Bが確か37インチとかだっけ、この部分については別に若干遠いなって思いもしたけれど1分程度触ってたら気にならなくなったから別に個人的には気にする部分ではないと思う。ただやっぱり扇状になっているフレットもそうだとは思うけど、一番気にすべきはこのスケールだと思うので、とくにLow-Bの弾き心地については個人差はあると思う。

調べたら5弦はそれぞれB弦37、E弦36.25、A弦35.5、D弦34.75、G弦34インチになるそうだ。ピアノから着想得た的なことがなんか輸入代理店さんの紹介ページに書いてあったと思う、間違えてたら申し訳ないけれど、確かにピアノみたいな印象ですね。あとピックアップのセレクターでいいんですかね、カチカチ回すと音はかなり印象変えれるのも美味しいポイント。あと重さも軽いです。




madoron BassMagazine V4 1011

動画説明文にもある通りZ2です。だいたいこんな感じだと思います。

Dingwallといえば何となく使ってるユーザーのイメージからやっぱりゴリゴリのハードな音楽で使ってるっていう印象なわけですが、ジャズとか歌ものとか幅広いです。歴史はわりと古いもののニュージェネレーションというか、今この時代の新しい普通というか、そういう1つになるんじゃないか、或いはもうなってるんじゃないかなって思います。弾いててなんでも出来るこの感じ、とても安心感あるな~。


Dingwallについては6弦もいるかなぁって感じ。もしオーダーするにしてもまぁそんなにアップチャージかからないなら6でもいい気がするけど、基本はカラーオーダーくらいになるんじゃないかなって思います。5弦ならLSS5がいいね。






Lorita Bass CenturyⅡ

ピエゾは付いていません。Century2はホロウボディではないモデルです。
まぁやっぱりというか当たり前なんだけど上の楽器とは方向性は全く違います。

ネックの印象は自分が持ってるAdamovicのSupernovaとは違います。カマボコに近い気がするネックシェイプなのがSupernovaで、Centuryの方が薄めで平気味だと感じた。どっちも弾きやすいのでどっちの方が握り具合はいいかっていうと甲乙つけがたいものがある。


方向性で言うと似たものはAdamovicだと思うので、比較はAdamovicのベースというかうちのSupernovaになるわけですが、ピックアップは結構Loritaの方がパワフルな感じです。だから似た方向性なんだけどLoritaとAdamovicキャラ少し被らないか心配という人にもちゃんと使い分けは出来るよと言えるかもしれない。

持った感じの手触りのサラサラ感というか、木のぬくもり感も好印象でGOOD。
こちらは間違いなく6弦が欲しいです。このベースではスラップは多分というか絶対しないので27フレットで、ホロウが欲しいからCentury1のボディ。あとは木製ブリッジなどなど。もしこっちでオーダーするとすれば好きなスペックをこれでもかとぶちこみたい、そういうお気持ち。




試奏:Lorita Basses Century II 5st (Camphor Burl Top) 【NAMM Model】【ベースコレクション】

まさにこんな感じというかこの音。
スイッチがLoritaについてないけど音の作り込みの幅広さで言えば別にそこまで大差ないんじゃないかなって思います。







以上です。
弾く前も迷ってましたが弾いた後は俄然迷ってしまっていて、でもこれどちらを先に迎え入れるのかというただそれだけの話です。結局はどっちも買えばいいっていう結論は自分の中で付いているので、あとはもう本当にどちらを先に迎え入れたいのかっていうそこだけさえ決まってしまえば今この瞬間の楽しい悩みから次の楽しい悩みに行けるわけです。楽しい悩みも長期の悩みになると苦痛になるものだから、ここらへんは慎重に考えつつ、しかし両方もしオーダーしようってなった時のためにそれぞれの欲しい色だとかスペックだとかは考えておこうと思います。あとは何より貯金ですね。




そういえば最近金持ちが旅行だとか高いブランド品を買うだとかそういうものに金を使わなくなったから投資をしているという話はわりと有名なのかもしれないですが、なんとRitterにオーダーする資産家もいるそうですね。投資目的とニュース記事にありましたが、楽器を投資目的とするのはいかがかなぁって思うんだけどもね、ビンテージ楽器ならまだしも。